校史展示室 南館3階 公開時間  9:00~15:30

常設展示品1
常設展示品2

2019年度企画展「旧制小田原中学をめぐる文学者たち~校友会誌『相洋』を読む~」

 旧制小田原中学校は、私小説の尾崎一雄(中12)や心理小説の北原武夫(中19)など、個性豊かな文学者を輩出しています。国語の小林好日先生が、生徒会の前身である校友会の機関誌『相洋』を創刊し、生徒たちの作文を掲載しました。特に才能のある生徒には、書くことを勧め、指導しました。作家たちが中学時代にどのような文章を書いていたのか、これまでほとんど公開されなかった『相洋』の作文をご紹介します。
 取り上げる文学者は、牧野信一(中9)、尾崎一雄(中12)、府川惠造(中15)、藪田義雄(中16)、川崎長太郎(中17相当)、北原武夫(中19)、岩越昌三(中22)、牧野英二(中22)、大曽根章介(中42)、吉田庫三校長と乃木将軍、阿部宗孝校長と北原白秋、小林好日先生と閑院宮春仁王殿下(中16)、武田祐吉先生です。
尾崎一雄(中12) 藪田義雄(中16)
岩越昌三(中22) 大曽根章介(中42)
校友会誌『相洋』
3年乙組 尾崎一雄「海岸の眺望」

教材展示室 南館3階 校史展示室隣 公開時間  9:00~15:30

 明治33年の創立から昭和20年代の終戦・新制高校実施まで、神奈川県立第二中学校と小田原中学校で使用した各教科の教授用具、教科書、生徒のノートなどを紹介します。明治・大正・昭和の教材をご覧いただき、各時代にどのような教育を行っていたのか、お考えいただく一助となりましたら幸いです。
教材展示室
明治期の教科書
物理の実験機器

「図書展示室」オープン!

 図書展示室は、旧制神奈川県立第二中学校・小田原中学校の蔵書をご紹介します。和漢書が2,216冊、洋装本が約2万冊あり、教師の教授用参考書や生徒の学習図書として使用されました。「神奈川県立第二中学校」の蔵書印がある本が多数あり、吉田庫三初代校長が収集を始めたことがうかがえます。二宮尊徳関係書や伊藤博文の蔵書は、小田原の地で中等教育が営まれたことを物語っています。和漢書の中には、江戸初前期刊行本や古活字本などの貴重書もあります。
  •  これらは明治末の二度の火災、関東大震災、戦災、校舎改築など、度重なる災難を乗り越え、奇蹟的に今日まで受け継がれてきました。これほど多数のまとまった旧制中学の図書を収蔵している高校は、全国でも珍しく、近代中等教育の「歴史的教材」として価値が高いと考えられます。
図書展示室(開設準備中)
和漢書
神奈川県立第二中学校の蔵書

南 館

南館 もっと大きな画像で見る