2019年度八幡山コンサート フォトギャラリー:撮影 五十嵐博(高28)

八幡山コンサート 内藤和正(高21)氏がナビゲート

名 称
会 場
視聴覚室
時 間
13:50~15:10
  • 出 演
  • 塩田眞理子+阿部紀彦トリオ+飛び入り
  • ヴォーカル・塩田眞理子
  • ピアノ・阿部紀彦、ベース・江上友彦、ドラムス・中屋啓之
このバンドは正統派モダンジャズのスタイルをとり、レパートリーは幅広く、バーサタイルに熟し、良くスウィングしています。このメンバーでの活動は小田原(東通り SPATS)での月一度のライブ演奏だけで、普段は個々に東京や横浜のライブハウスで活動しています。
  • ★塩田眞理子(しおたまりこ) ボーカル★
    神奈川県横浜市出身  4月13日生まれ.
  •  幼少の頃より叔父にピアノ、祖母に生田流の教育を受け、音楽には恵まれた環境に育つ。学生時代は軽音楽部に所属し、ヴォーカルとしてステージを経験。 卒業後、大学の付属病院に残り、 医療関係に従事するとともに後進の指導にあたる。1995年横浜のジャム音楽院に入学。Jazzピアニストでもある学院長の宮沢隆、コーラスの草分け”クレストフォーシンガーズ”のトップテナーであった明光院正人両氏に師事し明光院正人氏の指導のもと結成されたJAZZコーラスグループ“The Lips”に所属。1998年頃よりさまざまな、ジャズフェスティバル、イベント、パーティー等に出演し、多くの経験を重ね、現在はソロを中心に都内、横浜、居住する湘南などで活動中。
    浅草ジャズフェスティバル 旭ジャズフェスティバル 群馬ジャズフェスティバル 横浜ジャズプロムナード等。
  • Mariko Shiota Official Website
  • ★阿部 紀彦(あべ のりひこ) ピアノ★
     東京生まれ。幼少時よりジャズを聞き親しみ法政大学卒業後都内のライブ・ハウスで活動を始める。
     主な参加バンドは、鈴木雅之 4、藤原幹則4、バイソン・片山セクステット、松本英彦4など。 バイソン6では、スイス、モントルージャズ・フェスティバル出演。
  •  その後鎌倉に居を移し、キャラ・ジョーンズ(J-Wave ナビゲーター)のレコーディングや、杉本篤彦グループ、山田穣カルテットなどに参加。ジャズ以外にも活動のフィールドを広げる。
     2016年には、林真理子原作の映画「無伴奏」のサウンドトラックにソロピアノで参加。現在は磯見博グループで、峰耕介氏、林栄一氏、加藤崇之氏などと共演。 横浜・湘南・東京を中心に演奏活動を行っている。
  • 阿部紀彦のページ
  • ★江上 友彦(えがみ ともひこ)  ベース★
    ジャズベーシスト、コントラバス・エレキベース奏者、作曲家、編曲家
     幼少の頃からクラシックピアノを始め、高校時代にエレキベースに出会い大学入学後にジャズ研でウッドベースを始め演奏活動を始める。ベーシスト坂井紅介氏に師事。また作曲家、アレンジャー、ピアニストとしての一面も持つ。
  •  2011年4月に自身の1stアルバム『Image of Guitar』をリリース。2012年11月よりオリジナル曲だけのリーダーバンド『IMAGE←』の活動を開始。オリジナリティーに溢れた曲作りにも力を注 いでいる。
  •  2018年7月に2ndアルバム『Image of Sound』をリリース。ジャズセッション、ポップスグループのサポート他、都内、横浜のライブハウス等で活動中。
  • ♪ベーシスト江上友彦のブログ♪
  • ★中屋 啓之 (なかや よしゆき) ドラムス★
    1979.3.6.生。茅ヶ崎市出身。
     プロのドラマーを父に持ち、幼いころからドラムを始める。小学生の頃には父親からドラムの基礎を学び高校卒業と同時にドラマーとして東京、横浜のライブハウスなどを中心にプロ活動を開始。
  •  テリー水島、マーサ三宅、西村協、由起真、清水秀子、山岡美樹、マリア・エヴァ など数多くの一流ジャズボーカリストやミュージシャンと共演。数々のレコーディング、ラジオやテレビにも出演。
     2013年、東京都公認のアーティストであるHeaven Artistに合格。幅広い音楽センスを持ったジャズドラマーであり、音楽のジャンルに囚われない自由な発想によるクリエイティブで繊細かつダイナミックなプレイスタイルで観客を魅了している。
  • Jazz Drummer 中屋啓之のブログ
★ナビゲーターより★
◆はじめに
  •  日頃から私たちの身近には多くの音楽があり、その時の気分や好みに応じてそれぞれ自由に音を楽しんでいます。
     そんな中、『ジャズを聴いてみたいが、なんとなく敷居が高い』とか『何処か普通の音楽と違い、何を演っているか掴めずエンジョイできない』という声を小耳に挟むことがあります。それはジャズに馴染のない人が初めて聴いた時の大方の印象として、私の経験からもよく理解できることで、以降は食わず嫌いとなって敬遠されてしまうケースも少なくないでしょう。
     そこで “ジャズ道楽人”を自認する私から“少し高く見えるジャズの敷居をなるべく簡単に跨げるお手伝い”をさせて戴き、 “違和感とか解り難い要因がどの辺から来るのか”をも掘り下げながら、皆さんが少しでも身近な音楽として体で感じて、 音を楽しんで貰える様な場を提供できたらいいなあという想いですが、中には『今更聞けないジャズ』という方にとって、 『あゝ、そうだったのかジャズ!!』てな具合に再認識され、一層楽しんで頂ける契機に なれば、これまた結構であります。
◆ジャズの特徴って何なの  ジャズが“跨ぎ難い敷居の高さ”を感じさせ、他の音楽とは違った感覚を醸す最大の要因はスウィング する【Swing】”というビート感覚で、この音楽が持つ“躍動感”や“ノリ”といわれる唯一無二な感覚の源泉です。一体スウィング という感覚は何処から生まれて来るんだろう?という疑問を、ここでは楽典とLive による実演とで解いて行きましょう。
 また奏者の自由な解釈で自分固有な表現をすることが何より尊重されるジャズ音楽において、そのコアとなる手法、要素がアド・リブと言われる即興演奏(Improvisation)です。この行為が基本的な約束(縛り)を基に展開されることを、同じく楽典とLive による実演とで確かめましょう。
◆ジャズの何処が面白いの  ジャズ音楽のコンセプトに基づいた代表的な曲をLive による実演で体感してみましょう。
 今回は【塩田真理子(ヴォーカル)&阿部紀彦(ピアノトリオ)】をフィーチャーし、ジャズスタンダードからラテンナンバー、ポピュラーソングまでをカバーし、出来るだけ聴き易い選曲を心掛けます。
 また昨今の小田高では【ジャズ研究会】が活動中で、先般小田高祭で聴く機会がありましたが、私の在学時には全く想像できないことで時代の変化を実感しました。この機会に何人かを募り、このバンドに飛入りして貰い、1~2曲の“JAM SESSION”を楽しめれば、と企画を考えています。
  • ◆ナビゲーター◆
  • 内藤和正(高21)氏
  • プロフィール
  • 静岡大学工学部工業化学科卒業。 田中貴金属工業㈱入社。
  • 電子工業用貴金属材料の新規製品開発業務に長年携わり、現在、常任顧問。